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Live Art Japan参加アーティスト紹介 第16回【高平 洋子】

アートブログでは、Live Art Japanでアート作品を販売するアーティストを取り上げ、インタビューした内容をお届けします。
どのように作品を手がけているのか、アートに対する考え方など、制作にまつわるさまざまな情報を知ることで、作品の魅力もより深く理解できるのではないでしょうか。
第16回は高平 洋子さんに選んでいただいた、ご自身の代表作品についてのインタビューをお届けします。

 

Live Art Japan参加アーティスト紹介 第4回【高平洋子】
高平 洋子

代表作について

──Live Art Japanにて登録している作品から、読者に知ってほしいものを1点選んでください。

花くじら、月へ。

 

──選んだ作品について、どのような思い入れがありますか?

世界一孤独な生き物ともいわれている「52Hzで鳴くくじら」に、わたしなりの想いを込めて描いています。

 

──その作品の制作にあたって、どのようなアイデアが元になっているのでしょうか?

一匹で回遊する52Hzのくじらが見ただろう景色を、絵に落とし込んでいます。シリーズ作の2作目として
月に向かって、深海から一気に泳ぎ登るくじらの様子を描きました。

 

 

──その作品が生まれた時期や制作過程について教えてください。

2022年晩夏に描いた1作目の「花くじら」から、こちらの2作目「花くじら、月へ。」は、翌年2023年大阪梅田カワチ画材での展示作品として描いたものです。

 

──その作品のテーマや意図について、どのようなメッセージを伝えたいと思っていたのでしょうか?

仲間のくじらたちには聞こえない52Hzの声しかでないくじらをモチーフに描いています。
仲間と戯れることなく孤独に海を回遊しつづけているくじら。
けれども、いろんな思いをはせながら、時に、美しい景色をみながらも、一匹で泳ぎ続けているのだろう。
誰にも気づかれることなく生きていても、美しさを忘れず強く生きているさまを感じてほしいです。
くじらには、気品高く美しく、体中に花を纏わせ「花くじら」と名付けました。

誰も聞いてくれない、わかってくれない、けれど世界は美しい」
強く美しく
人も美しく強く生きてほしいです

 

 

──その作品を見る人に、何を感じてほしいと思っていますか?

まずは、青の美しさ。
引き込まれるような青と、海中で舞うあぶく。
花くじらの勢い・活力・強さを感じてほしいです。

 

 

──その作品を制作していた当時の気持ちや想い出について、教えてください。

シリーズで描いている花くじら。
いろんな景色、ストーリーが頭の中で溢れて、こぼれおちたものを絵にしています。

 


執筆:Live Art Japan編集部



   


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