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Naho Kuriyama「フラワーパネル展 Flower in my head」 フラワリーカフェ カシェット 2023年3月1日(水)〜3月31日(金)

フラワリーカフェ カシェットで、3月31日(金)までの期間に開催されているNaho Kuriyama「フラワーパネル展Flower in my head」。
今回はその開催概要と、Naho Kuriyamaへのインタビューをもとにしたアーティスト紹介をお伝えします。

 

Naho Kuriyama「フラワーパネル展 Flower in my head」 フラワリーカフェ カシェット 2023年3月1日(水)〜3月31日(金)

ずっと咲き続ける『絵』の花屋さんがオープン!
お花の絵が描かれたパネルを会場いっぱいに展示しますので、お好きなフラワーパネルがございましたらその場でお買い求めいただけます。
貴方のお気に入りの一枚を見つけて下さいね!
沢山の方のご来店をお待ちしています。

 

花をモチーフとした非日常的な空間で主張する、フリーダムで楽しいアートの世界

Naho Kuriyama「フラワリーパネル展」展示風景

 

静岡を中心に活動しているクリエイター、Naho Kuriyama。
今回は花をモチーフとしたインテリアが特長的な、カフェ カシェットでの展示となっています。
Naho Kuriyamaのサイケデリックでポップな作品と、カシェットの非日常的でアート作品のように美しく魅力的な空間とが響き合います。

「楽しく」をモットーに、「お腹が空いたらご飯を食べる」ように、息をして生きるように、自由なコンセプトやテーマで制作をするNaho Kuriyama。
今回の展示に向け、カフェという環境に溶け込みつつ「ここにもいるよ」と主張する、「見えてるかくれんぼ」を意識して作品を描いたといいます。
以前のカシェットでのKana Endoとの共同展「SABI」を経て、店主のマナさんとの会話の中から「花をテーマにしたパネル展」の提案があり、開催にいたりました。

パネル形式で制作された作品の販売も行っており、会場で気に入った作品を手頃な価格で購入することができます。
Naho Kuriyamaは作品を販売することへの不安を持ちつつも、しっかりと作品の価値と向き合い、その重要性を感じているともいいます。
ぜひ、作品を手に取って好きな場所に飾る、そういった日常的なアートの楽しみを味わう「きっかけ」にしていただきたいです。

Naho Kuriyamaは昨今の日本のアートの状況について、次のように語ってくれました。
「海外のアートへの関心を知ると、日本ではまだアートは少し遠い存在なのかなと思ってしまいます。
アートとデザインの違いなど、今までもこれからもいろんな考えがあると思います。
誰しもが何かを生み出す力があると感じるので『アートではない』と思っていても、もうそれはアートの一つだったとか、それぐらいフラットに生活に入っていけたらいいなと思います」

最後に、当アートブログの読者へのメッセージをいただきました。

「好きなことを全力で楽しんだらみんな笑顔でいっぱいになると思います。
表現であれ、なんであれ、みんなが楽しめるアートでありますように!」

 

会期中は月曜日定休です。
なお、開催状況につきましては、カシェット公式Instagramアカウントでご確認ください。

 

フラワリーカフェ カシェット
10〜20時(日曜日は18時まで)
静岡市葵区紺屋町7-6 吉田ビル2F
https://www.instagram.com/flowery_cachette/



   


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