アートブログ
2023.2.15 [展覧会情報]
誰もが知る天才画家パブロ・ピカソ(1881-1973)。
彼の作品は時代ごとにさまざまに変容し、91年の生涯を通して10万点近くの作品を残したことで知られています。
20代前半の若きピカソは、青色の絵の具を用いて人生の悲哀や葛藤をメランコリックに描きだし、この数年間は「青の時代」と呼ばれました。
その後ピカソは、彼の原点とされるこの「青の時代」を超えて、実験的なキュビスムの探究、さらに円熟期から晩年へと生涯を通じてさまざまな試みを行っています。
本展覧会は、国内でも屈指のピカソ・コレクションを誇るポーラ美術館とひろしま美術館の共同企画展です。
二館の珠玉のピカソ・コレクションに、それぞれの時代を彩る国内外の貴重な作品群を加えた約70点の作品で、ピカソの幅広い創作活動を紹介します。
また本展では、両館がこれまで欧米の美術館の協力を得て深めてきた最新の科学技術を用いた調査や研究を通して、ピカソの創作のプロセスに焦点を当て、20世紀の巨匠が遺した創造の軌跡に迫ります。
なお、期間中は無休となっております。
ただし、今後の社会情勢の変化により、開催内容を変更することがあります。
最新の情報につきましては、公式サイトでご確認ください。
ひろしま美術館 公式サイト
https://www.hiroshima-museum.jp/